アフィリまくってて恐縮なんすけど。今年買ったアルバムをご紹介します。
見事に邦楽ばっか!(; ・`д・´)
もくじ
『Today Is A Beautiful Day』
supercellはアルバムが出れば買ってます。相変わらずクオリティ高い。
発売日が3月16日の本作、「Perfect Day」で
「もしも今隕石が
降ってきてるとしても
私は気がつくこともできず
天国行きでまあいっかそれもアリかな」
という歌詞があるんですが、直前の大震災と暗合めいていて、
「この人(ryoさん)は、意図しようがしまいが時代を反映させちゃうようなモノを
持ってるんだなぁ」と痛感しました。
『LUNA SEA』LUNA SEA
セルフカバーアルバム。けっこう聞きこみました。
『MOTHER』までのLUNA SEAは、
RYUICHIの声が細くてあまり好きではないのですが、
それでもインディーズ版『LUNA SEA』は耽美かつ狂気的でかなり好きな一枚です
(ちなみに僕のLUNA SEAベストは『STYLE』です)。
REBOOT(復活)後初のアルバムがセルフカバーアルバムなのですが、当然こちらの方が圧倒的に好きです。
速くオリジナルアルバム出してほしい。。。
『DUM SPIRO SPERO』DIR EN GREY
DIR EN GREYもアルバムは必ず買ってます。
『UROBOROS』から約3年振りのアルバム。
アルバムタイトルはラテン語で「息をする間、私は希望を持つ」となります。すなわち、「生きる限り、希望をもつことができる。」(=死んだら希望などもてない。)
という意味だそうですが、おそらく「死ねば希望など持てない」という反語を意図しているのでしょう。
曲の構成も凝ってるのが多くて、
「どれも速い、吠えてる、まあとりあえずクオリティが高いが、
どれがどの曲だかわからん(; ・`д・´) 」というのが最初聞いた時の感想でしたw
んで、聞き込むとなかなか良い感じ。大傑作でしょう。
ディルは『VULGAR』のキャッチーさと暴力性が一番好きで、
おそらく邦楽で衝撃を受けたロックアルバムベスト5に入ります。
『TRUTH?』SUGIZO
『TRUTH?』はいまだに聞きたくなるアルバムで、
ドラムンベースを主体として、歌モノとインストがバランスよく収まってます。
ダークで未来的で耽美で、SUGIZOの魅力が詰まった名盤。
『Parallel Side of Soundtrack』と『GRAND CROSS 1999』と一緒に中古で購入。
全部で昔欲しかったアルバムが、
探す手間もなく1000円しないどころか、モノによっては200円程度で
Amazonで買えちゃうのは、ホント良い時代になったもんです。
『Parallel Side of Soundtrack』はSUGIZO・柴咲コウの主演映画『Soundtrack』のコンピ。
スティーブ・ライヒはこれで知ってハマりました。
ちなみに映画は、ファンのひいき目をなくしても、
ファンタジックな世界観を作っていて、ラストがいい具合に泣かせてくれたりして、じつはいい映画です
(演技については触れません)。
ゴスロリまでいかないけど、ダークなファンタジーが好きな方にはお勧めです。
第12回スペイン・セマナ国際ファンタスティック映画祭 最優秀撮影監督賞、最優秀脚本賞受賞てのを獲ってるそーで。
ちなみに、これを書きながら『SOUND TRACK of SOUND TRACK』 と『Silent Voice ~Acoustic songs of Soundtrack』、
『Parallel Side of Soundtrack』に収録されていたヴィンセント・ギャロの『When』も買ってしまった・・・w
『Prog-Roid』school food punishment
ずいぶんとまた健全になりましたね、という印象。
school food punishmentは『butterfly swimmer』で知って、当時出ていたインディーズを全部買いました(中古だけど)。
内村友美のメンヘラっぽい危うさと浮遊感、ジャンルレスなバンド感が非常に良くて、
メジャー一枚目の『amp-reflection』で金字塔を打ち立てて、さて次は・・・と思ったら。
たしかに『amp-reflection』もインディーズとは違い、前向きで過剰なほど眩しくて荒々しくて「洗練された野蛮」というキャッチコピーがぴったりだったんですが、『Prog-Roid』はうーん、普通のポップアルバムでしょうか。。。
3枚目をゆるやかに期待です。
『FACT』FACT
「え、なんで今まで知らなかったの?」と思わせるバンド。
ビートクルセイダーズみたいに、お面を被ってますw
『Never Turn Out the Light to Keep Myself』と一緒に中古で買いました。
前述のディルの『DUM SPIRO SPERO』が持つ、ダークさと真逆のカラっとした「カテゴライズ不能」。
『merry christmas mr.lawrence』のカバーがあるんだけど、
なにげに良いアレンジで聞かせます。
『JPN』PERFUME
待ちに待ったアルバムです。まあ買いますよね、当然。
『GAME』以降アルバムは全部買ってるんだけど、集大成のような感じっすね。
以前のアルバムから通して聞きたくなりました。
ちょっと余裕が出て来た感もあります。
初期の「リニアモーターガール」あたりのキュートなロリテクノっぽさもありつつ、
「レーザービーム」から「GLITTER」の流れは自然すぎてわからないw
実は「時の針」が白眉です。これ、最後に持ってきてもよかった気がしつつも、やっぱり中盤だからこそ軸になりうる曲かも。
買って損ナシのイチオシの一枚。
『A World Of Pandemonium』the HIATUS
これだけAmazonではなくて、店頭で買いました。
だってAmazonで発送が遅れて、我慢できなかったんだもん!ヽ(`Д´)ノ
個人的に邦楽ロックベスト1は前作『ANOMALY』。
前作の傑作過ぎて期待度が高かった分、評価が難しいアルバム。
「the Flare」や「The Ivy」のような激しいロックはないので、そーゆーのを求めてると別バンドを聞いてる感覚です。
「Deerhounds」のPVのような、壮大な洋物ファンタジーを思わせる世界観のあるアルバム。
9曲目とラストの「Snowflakes」、「On Your Way Home」の流れが非常に気持ちいいです。
『FLOWER OF LIFE』SUGIZO
X JAPANにLUNA SEAにJUNO REACTORにソロにと多忙を極めるSUGIZO。
iTunesでもコンスタントに発表しててましたが、待ちに待ったソロ3枚目。
今回は歌モノなし。よくも悪くもiTunesのシングル曲のイメージが強くて、世界観が完成されすぎてる感じ。なんかアルバムとしては物足りない。。。
今までの2枚のアルバムはいろんな曲調があっただけに、似た感じの曲ばかりになったのはちょっと残念かも。同意発売の『TREE OF LIFE』は未購入。
総括:今って好みの音楽探しやすいよね
たぶん今までの人生で今年が一番アルバム買ったと思います。
音楽にハマり出したのが高校の頃だけど、当時はレンタルビデオ屋の100円セールの時に
10本くらい借りてはテープやCD-Rにコピーする日々で、買う金はありませんでしたw
昨今はTLで人が聞いてる音楽を、すぐにYouTubeでチェックして、
気に入ったらAmazonの新譜もしくは中古で安く買う
(しかも翌日には来る)という黄金パターンができてるので、
無難に好みのアーティストを見つけやすくなっています。
一般受けするかどうかは別として
(と書くといかにも「俺はわかってる」みたいでイヤらしいのですが)、
「自分が好きな音楽」が見つけやすく、かつ無難に入手できるのは
YouTubeのおかげで、YouTubeがなければ僕はこんなにアルバムを買ってません
(AmazonやiTunesでも視聴はできますが、やっぱフルで聞かないとわからないし)。
特に僕は一曲一曲ではなく、アルバム単位でアーティストを評価してるので、
CDというか「アルバム」という作品単位で判断したいのがあります。
CDがこの先どうなるかはわかりませんが、なくなって欲しくないですね
(まあなくならないでしょう)。